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「牛黄(ゴオウ)」が最強の漢方と言われる理由
今回は「牛黄(ゴオウ)」について
お話します。
漢方の原料となる中薬(生薬)なので
あまり馴染みがないかもしれませんね。
「牛に関係したものなのかな」
とも思うわれるかもしれませんが
その通りで牛由来のお薬です。
原料はというと、牛の体内にある
"あるもの"を乾燥させて作られてます。
その"あるもの"とは、牛の胆のうや
胆管の中から見つかる胆石のこと。
牛の胆石は、1000頭に1頭、もしくは
10000頭に1頭の確率でしか見つからない
ために、漢方界では「金よりも貴重」
とも言われているそうですよ。
牛黄の歴史をみてみると、5世紀以前に
編纂された『神農本草経』という
中国の薬物書にも記述があります。
貴重でもあるのに加え、太古の時代から
大変馴染みのある中薬なのです。
牛黄が珍重されるのは毒がなく
量を飲んだり長期で服用しても安全性が
高いとされ、滋養強壮薬など
多くの医薬品に使用されています。
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「牛黄の主な作用や働き]
●肝臓の機能を助ける
肝機能障害、疲労倦怠感、二日酔い
●胆汁の分泌を盛んにする
消化不良、差し込み、腹部膨満感
●心臓の働きを高める
動悸、むくみ、めまい
●解熱作用
かぜなどによる発熱
●赤血球を作る
頭痛、貧血、立ちくらみ、血行不良
●高い血圧を下げる
首・肩こり、頭痛、めまい、のぼせ
●抗酸化作用
手足の冷え、手足のしびれ、
生活習慣病の予防
●抗炎症作用
のどの腫れや痛み
●抗ウィルス作用
かぜの諸症状の緩和など
●末梢神経改善作用
手足のしびれ
●鎮痙作用
腹痛や差し込みなどの経連
(出典:救心製薬株式会社
「牛黄」リーフレット)
===============
このように
あらゆる症状に用いられていて
年齢を問わず使うことが出来るのも
大きなメリットです。
昔から滋養強壮剤として
服用されてきた「牛黄」ですが
現代でも多くの医薬品に
使用されています。
牛黄が配合されているお薬については
こちらのページをご覧ください。
また、当店のお客様の間では
冠婚葬祭、高熱が出た時、ゴルフ等の
時などに服用される方も多く
ご愛用いただいてます。
ご興味ある方は
お気軽にご相談くださいませ。
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