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臓器と感情の関係
こんにちは、伊藤薬局です。
9月に入り
涼しくなったり、かと思うと
暑さがぶり返す日もあったりと
お天気の変動が激しいですが
お変わりありませんか?
まだまだ先行き見えない状況で
長いこと規制を強いられているのは
大きなストレスになりますし
気候から受けるダメージも加わると
体だけでなく精神的にも
気持ちが沈みやすくなりがち。
特に秋は感情的にも
落ち込みやすい時期です。
秋は五行でみると『悲しみ・憂い』
という感情と深く関わがあります。
また、季節も大きく関係しており
それぞれの季節と内臓、感情は
次のようにリンクしています。
これは中医学の
感情は内臓の働きの一部として捉える
という考えに基づいてます。
感情が内臓の働きにも影響をしている
もしくは
内臓の働きが感情にも影響すると
考えるのですね。
==========
◎「木」
春 ― 肝・胆 ― 怒
◎「火」
夏 - 心・小腸 ― 喜
◎「土」
長夏 - 脾・胃 - 思
(長夏は日本では梅雨)
◎「金」
秋 - 肺・大腸 - 悲・憂
◎「水」
冬 - 腎・膀胱 - 恐・驚
==========
この関係でみると
秋は悲しい気持ちになりやすく
悲しみすぎたり憂いすぎると
肺を痛めやすい。
「病は気から」といわれますが
こうして中医学の考えを当てはめると
なるほど、納得してしまいますよね!
私たちは病気や不調の原因は
内臓の働きが低下したり
ウィルスなど外から入ってくるものと
思いがちですが
感情も立派な病因の一つです。
今は仕事や対人関係や生活環境に加え
今は多くの情報が入りやすい時代。
メディアやインターネットから
良いものだけでなく、不安を煽るような
ネガティブなものが繰り返し
入ることにより気づかないうちに
ストレスを感じやすくなっています。
その他、スマホやパソコンの使い過ぎで
姿勢が悪くなったり
夜遅くまで使っている場合も
ストレスを生み、メンタル不調の
原因になっていることも、最近
取り上げられることが多くなってきました。
このように常にストレスと隣り合わせ
のような環境の中で
どのように心穏やかに過ごすかが
心(メンタル)の安定を左右しますし
内臓や肉体の健康も保つためにも
大切な要因といえそうです。
また
強いストレスや環境からの影響で
体の調子だけでなく
精神的にも不調を感じるような時
症状の改善に漢方を服用するもの
一つの方法です。
感情や精神のトラブルは
気の働きと関係があり
漢方の得意分野でもあります。
自分の症状に合った漢方でないと
改善しにくくなってしまいますので
このような不調でお悩みの方は
まず漢方診断をきちんとされている医師
または漢方薬局などでの
ご相談されてから服用するようにしましょう。
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