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中医養生で出来る花粉症対策
こんにちは、伊藤薬局です。
3月に入り、少しずつ春の気配を
感じられるようになって
きました。
それとともに増えてくるのが花粉症。
温かくなるにつれて
「今日は花粉飛んでる(>_<)」
とあちこちでそんな声が
聞かれるようになってきましたが
今や日本人の4人に1人はと
いわれている花粉症。
現代医学では
スギなどの花粉が花や目などから入り
アレルギー症状を引き起こすのが原因
と言われてます。
また、環境の変化、食生活、ストレス
などにより免疫力が下がりやすいのも
原因のひとつです。
中医学で花粉症は
①体内の健康状態によるもの
②外から入る邪気によるもの
の2つが原因と考えます。
①体内の健康状態による原因
中医学では、内臓の働きや
気血津液(きけつしんえき)が充実し
スムーズに巡っていることで
免疫力が備わっている状態と考えます。
これを「正気(せいき)」といい
生気が充実していると、疲れにくく
風邪や花粉症などのアレルギーの
症状を軽減できます。
病気になりにくく、外邪を体内に
侵入させない強い体質にするためには
気血津液を充実させ
体表面に備わっているバリア機能を
正常にすること。
そのためには
体質にあった食事や運動、睡眠、
ストレスを溜めないことなどの
基本的な養生が最も大切。
生気を養うことで免疫力もアップし
花粉症を軽減させやすくなります。
②外から入る邪気による原因
気候や環境などの変化により
外部から邪気(外邪)の影響を受けると
花粉症が発生しやすくなります。
中医学では
春夏秋冬それぞれの気候の特性が
「風・火・暑・湿・燥・寒」
といった邪気にもなり
これらが体内に入り込むと
体調不良や病気の原因に。
春は「風」の邪気が活発になりますが
「風」は体表に着きやすく
あちこちに移動する特性があるため
アレルギーなどの症状が
出やすくなります。
花粉などのアレルゲン物質もまた
外邪のひとつ。
もし「花粉症が始まったかな」と
感じた場合には、『袪邪(きょじゃ)』
といって、早い段階で
症状を取り除くことが肝心です。
このように中医学では
体全体の正気を養い、外邪の侵入を防ぐ
『扶正袪邪(ふせいきょじゃ)』
により根本的に症状を改善することを
重視します。
対処療法は、一時的に症状を緩和できても
根本的な改善にはならないため
個人個人の体質により
外邪が入り込むと症状が悪化するなど
毎年辛い状態に悩まされることに。
中医学は、漢方や薬膳などと
日ごろの養生により免疫力を上げ
根本的に体全体を整えることを得意としてます。
当店では、漢方の相談だけでなく
お話を伺いながら、お一人お一人
薬膳や養生方法などアドバイスいたします。
花粉症や体質改善などのご相談は
お気軽にお問合せください。
【お問合せフォームはここをクリック】
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