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『睡眠負債』で脳の働きの低下や病気のリスクが高まる?
こんにちは、伊藤薬局です。
今回は『睡眠負債』のお話です。
睡眠障害は今や日本人の約2割
年代別にみると
30~40代の3人に1人は該当する
といわれており
健康問題として見過ごせない状態
ともいえそう。
『睡眠負債』とは
短時間の睡眠が続くことで
睡眠不足が蓄積されること。
つまり、毎日少しずつ睡眠不足が
積み重なっていくことで
体や生活のパフォーマンスの低下
はもちろんのこと
ガンや脳卒中、認知症などの
病気のリスクが高まる可能性が
あることもわかってきたそうです。
確かに
3~4時間しか眠れないとか
眠りが浅い、夜中に目が覚めるなど
何日も睡眠不足の状態が続くと
昼間に頭がボーっとして
疲れやすく、ストレス過多になり
仕事や家事に集中できない
ミスをしやすいなどの
悩みを抱えている方が多いのも事実。
この状態が数週間続くと
自律神経のバランスが崩れ
高血圧、不整脈が出やすくなり
数か月続くと
ホルモンバランスの乱れが起こり
肥満、糖尿病、脂質異常の原因に。
更に、数年続くと
抑うつなど精神疾患にもなりやすく
15年程度で認知機能の低下に
繋がりやすいそうです。
睡眠不足は体に悪いのは分かっていても
6~7時間の睡眠を確保するのは
難しかったり
逆に時間は確保できても
途中で目が覚める、夢が多いなど
質の低下も
長期に渡って続くと
睡眠負債がどんどん溜まることになります。
毎日ちょっとずつの睡眠不足が
長年に渡り積み重なることで
こんなにも大きな健康リスクとなってしまうのですね。
自分が睡眠負債なのか知りたい場合は
以下の7つの項目をチェックしてみてください。
1.休日明けから疲れている
2.最近物忘れが増えた
3.休日の睡眠時間が平日より90分以上長い
4.5分以内にすぐに眠れる
5.ちょっとしたことでイライラする
6.寝る直前までスマホを使っている
7.ソファでうたた寝をする
…結果…
→2~3
睡眠負債の可能性あり
→4~5
睡眠負債状態
→6~7
完全な睡眠負債状態
(世界一受けたい授業のスタンフォード式睡眠より)
睡眠負債を返済するには
・良い睡眠を得るための生活習慣
・十分な睡眠時間の確保
・安定した睡眠サイクル
(レム睡眠とノンレム睡眠の90分サイクル)
・規則正しい就寝起床時刻
・寝室の環境作り
が重要なポイントです。
未来の自分の健康貯金をするためにも
あわせて『睡眠負債』の返済も
していきましょう。
次回は良い眠りをサポートする
商品をご紹介します。
また
漢方や自然薬を取り入れながら
睡眠のお悩みを回復されたい場合は
当店にご相談ください。
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