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台風や低気圧の体調不良。気象病の原因
こんにちは、伊藤薬局です。
お盆も過ぎ、まもなく処暑になりますが
今年はまだまだ暑さが納まる気配がありませんね。
暑さと共に、先日は2つの大きな台風が
連続で上陸しましたが、この時期は
台風だけでなくゲリラ豪雨にも気を付けたいところです。
天気の変化は体にとっても非常に大きな影響があります。
気圧の変動で体調不良になりやすい
状態を「気象病」と言いいます。
低気圧になると、やる気が出ない、
気分が落ち込む、鬱っぽくなりやすい、
頭痛、めまい、食欲不振、いつも眠い
リウマチ、神経痛、古傷の痛の
などの症状が起きやすい場合は
気象病を疑っていもいいでしょう。
気象病は、低気圧になると自律神経が乱れ
交感神経と副交感神経の働きがそれぞれ
過剰になることで起こりやすくなります。
中医学では「湿邪」が原因とみます。
日本の8月の気候は高温多湿。
湿度が高く、湿気が多くなると
邪気になって健康に害を及ぼしますが
湿邪は重く下に溜まりやすく
粘っこく気血や体液(津液)の流れを
滞らせるため、だるくなりやる気が
起きない、鬱っぽくなりやすいのです。
また、消化器系である脾胃は
湿邪を嫌うので、この時期になると特に
食欲不振、食後の眠気、下痢が多くなる
場合も湿が溜まりやすいタイプ。
巡りが悪くなり、経絡や関節に湿が
溜まると関節痛やリウマチになります。
海に囲まれ、高温多湿の気候が
気象病に繋がりやすいといっても
過言ではありません。
暑いとどうしても冷たいものを
飲食する回数が増えたり
スタミナをつけようと唐揚げや焼き肉
天ぷらなど脂の多い食事をしたり
食欲はないけどスイーツは食べられる
という方もいらっしゃるかと思いますが
冷たいもの、生もの、油の多い料理、
糖分の摂りすぎは、全て湿邪の原因となります。
お酒の飲みすぎも同様の理由からお勧めできません。
気象病が辛い場合は、体質もありますが
食生活の見直しや、生活のリズムを整える
といったことも重要です。
具体的なアドバイスなども行ってますので
気象病が気になる方は当店にご相談ください。
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