こんにちは、伊藤薬局です。


9月になって朝晩は少しずつ
涼しくなってきましたが
日中は暑い日が続いていますね。


この時期、気を付けたいのが秋バテ。


昼は猛暑、朝晩は気温が下がり
温度差が激しいことや
蒸し暑さと、秋の乾いた空気が
入りまじり、身心のバランスを欠きやすくなります。


暦の上では既に秋ですが
夏と秋の養生両方で対策が必要です。


中医学で夏は「心」の働きが活発になる
と言われていますが
「心（しん）は神（しん）を蔵す（ぞうす）」
といって、精神活動にも深く関係します。


例えば、熱中症も暑さのせいで
フラフラしたり、動悸や息切れ
めまい、立ちくらみが起こったり
不眠、寝つきが悪いといった症状も
心の働き、つまり精神活動に関わるもの。


また、暑いと大量に汗をかきますが
この時、毛穴から汗と一緒に気も
漏れてしまうため
気を消耗することで巡りも悪くなり
心身ともに疲れやすくなったり
ストレスを感じやすくなるのです。


暑さによりイライラしやすかったり
逆に疲れて気力がなくても
心神のバランスを崩しているのが原因。


これらの症状がある場合は
香りで気を巡らせるのが即効性もあり
大変効果的です。


香りは脳を活性化して気の巡りを良くし
自律神経を整える作用がありますが
アロマテラピーやお香を思い浮かべる方も
多いのではないでしょうか。


漢方にも同様に、気を巡らせて
身心バランスを整える作用の物があります。


中でも『敬震丹』は、江戸時代に創製された
歴史ある気付け薬。
起源を辿ると安土桃山時代にまで遡るそうですよ。


『敬震丹』は
「食べるアロマテラピー」とも言われ
アロマ成分を含んだ生薬が多数配合されています。


当店でも取り扱っておりますので
ご興味ある方は当店お気軽にお問合せください。