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夏に気を付けたい!中医学で目の健康を守るポイント
こんにちは、伊藤薬局です。
今年も連日猛暑が続く夏になり
体調管理も気を使う日が続いてます。
そして、夏は目のトラブルも
多くなる季節でもあるのをご存じですか?
日本の夏は高温多湿なことから
感染力の強いウィルスや細菌が
繁殖しやすいため感染性結膜炎を
起こしやすい環境なのです。
プールや海水浴をはじめとした
レジャーや旅行など
お出かけする事も多くなりますが
人が集まりやすい場所などは特に
急速にウィルスに感染しやすいため
目のケアにも注意を払いたいところ。
中医学でも感染症結膜炎は「疫毒」
といって、外部からの邪気の侵入によるものと考えます。
◎目の充血や違和感、涙が出る、発熱、喉の痛みがあり
比較的症状が軽い場合
⇒体表に風熱の邪気が取りついている状態。
また、生活習慣や体質から
目のトラブルを引き起こす場合があります。
目は五臓の肝と繋がっているため
肝にトラブルがあると目に症状が出やすくなります。
◎目の充血がひどい、熱感、瞼の腫れ、目やにが多い、
頭痛、口が苦い、舌の色が赤く苔が黄色い
⇒肝と胆に余分な熱と湿が溜まっているのが原因。
この場合、目だけではなく
食欲不振、吐き気、体が重だるい、頭重、
水分補給しているのに尿が出にくい
といった症状が伴うこともあります。
普段から脂っぽい食品や甘いものの摂りすぎ、
お酒の飲みすぎ、香辛料の摂りすぎ、
食べすぎ飲みすぎの他
過度のストレスや緊張は
肝胆に湿熱が溜まりやすくなるので
当てはまる場合は見直しを。
◎目の渇き、かすみ目、異物感、眼精疲労、
口の渇き、パソコンやスマートフォン等の利用時間が長い
⇒目の気血津液・栄養素が過剰に損なわれることが原因。
これらの電子機器はもはや
生活の一部ともいえますが、便利な反面
仕事、勉強、趣味などで利用時間も多いと
目を酷使している状態であることも否めません。
従って、眼精疲労からウィルス感染し
結膜炎になりやすいともいえます。
また、就寝前に布団の中で
スマートフォンを見ているのも
これらの症状を増幅させるだけでなく
睡眠の質も落とすため
免疫力の低下にも繋がります。
いかがでしたでしょうか。
こうしてみると
夏は目のトラブルになりやすいことが
お分かりいただけたかと思います。
免疫力を下げないためにも
十分な睡眠と規則正しい生活習慣を
送ること、飲食も
冷たいもの、油っぽいもの、辛すぎるものは
控えて消化の良い食事を心掛けましょう。
あと外からウィルスを持ち込まないよう
しっかりと手洗いをすることも忘れずに。
また、当店では予防を含めた健康相談や
漢方、健康食品のご相談も承っております
のでお気軽にお問合せください。
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