こんにちは、伊藤薬局です。

今回は先月参加した大分にある
とある農場と製品を作っている工場の
視察をしてきたので、そちらのレポートです。

まずはこちらをご覧ください。
何の農場でしょう？




一見、ただの草畑…？
と思われそうですが、これは大麦若葉の農場。


そうです、ここは青汁の原材料に
なるための大麦若葉農場！

刈ったばかりの新鮮な若葉は
このようなカートに入れられ
すぐに工場に運ばれます。




次に、青汁を作る工場へ移動。
工場見学と一緒に青汁作りの体験をします。




まずは製品の説明をしていただきました。
青汁製品は数あれど、製法によって
栄養成分が全く変わってきます。





こうして並べてみると、緑の濃さが
全然違うのが一目瞭然ですよね。


一般的な青汁は、若葉を加熱処理してから
加工するのに対し、こちらの製品は
生のまま使用するため、これだけ濃度に
違いが出るということが分かります。



そして、私たちも実際に生青汁作りを体験！




生若葉をすり鉢に入れて
すりこぎ棒でひたすら擂りつぶす！
（結構疲れる…）




最期にさらしで漉して青汁を抽出。
同時に葉っぱを加熱したものでも作りました。


絞った後の状態を見てみると
生の物はさらしに葉の色が
殆どついていないのに対し

加熱したものはこれだけ色がついています。




こうして見ると、製法の違いで
青汁の中に含まれる栄養素に
こんなにも違いがあることが分かります。


また、生のものには酵素も十分に
含まれますが、加熱処理をすると
失われてしまうことを考えると
すごく勿体ない。

酵素は体内のゴミ掃除をして毒だし
をする重要な栄養素。


国産、農薬を使わないなど
原料の安全性に拘る製品は他にも
ありますが、せっかくの良い原料も
製造過程でその栄養分が失われて
しまうことを考えると
製法にまで拘ったものを選ぶのは
とても大切だと身を持って感じました。


今回、農場と工場の視察を通して
作り手のこだわりや熱意をとても感じました。


だからこそ、その思いをお客様に
自信を持ってお届けしたい、
そんなことを感じたツアーでした。