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目の疲れは脳の疲れ?春だからこそケアしたい眼の健康

こんにちは、伊藤薬局です。
春になると、目がショボショボしたり
重く疲れやすいという方が
多くいらっしゃいます。
花粉症が原因の場合もありますが
季節の変わり目は、寒暖差や気圧の変動
により自律神経が乱れやすくなるのが原因。
また、中医学でみると
春は五臓の肝の働きが活発になるため
肝と関係の深い目にもトラブルが
起こりやすい季節でもあるのです。
眼精疲労も寝れば治る程度であれば
食事や生活習慣の見直しで
改善しやすいのですが
慢性的に、目の奥が痛い、
頭痛や肩こり、腰痛などが酷く
精神的にも落ち込みやすいといった
症状がある場合は注意が必要。
特に、日常的にスマホやパソコンを
長時間使うことによる眼精疲労は
現代人ならではの特徴と言えるでしょう。
慢性的にドライアイやかすみ目
涙目といった症状だけでなく
重度の場合は近視が進みやすい他
若年層のスマホ老眼や
子供の斜視など深刻な状態に。
こうなる前に軽度の症状でも
眼科の検診をおすすめします。
また、日ごろのケアも意識して
行いましょう。
眼精疲労は脳にも強いダメージを与えます。
目を使いすぎると気血が不足し
血流が悪くなるため
脳は目からの情報を処理しきれず
脳疲労を起こしやすくなります。
すると気血は熱を持ち
眼精疲労を助長し、脳にも熱が
籠りやすくなるのです。
長時間スマホやパソコンを
使い続けていると
バッテリーに熱が籠って
動きが鈍くなるのと同じイメージ。
集中力や思考力が低下するのも
このためで、目と脳は
深く繋がっていることが分かりますよね。
このような状態を解消するには
脳の熱を取り除き
流れをよくすることと
気血を補うことがポイントです。
また、脳が気血不足になると
物忘れがひどくなったり
イライラしやすくなるのに加え
気の巡りにも影響します。
先にお話したように
春は肝の働きが活発になる季節。
肝は気の巡りをスムーズにする
働きがありますが、これと同時に
血の貯蔵庫としての役割もあるので
この時期、目や脳のためにも
肝を整えることはとても重要なのです。
目と脳、目と肝
こんなにも深い関りがあるんですね。
養生法についてはまた別の機会に
お話しますが
症状がお辛い場合など
このような症状を緩和させるのを
得意な漢方などもございます。
当店でも取り扱ってますので
まずはお気軽にご相談ください。
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