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冬は「補腎」!「腎陰」と「腎陽」をバランス良く補いましょう

こんにちは、伊藤薬局です。
冬至が近づき、日照時間も短くなってきました。寒さも一段と増してきますね。
中医学では、冬はエネルギーを内側に蓄える季節と考えます。
自然界も人の体も、陽気(体を温めて動かす力)は地下に潜り、
陰気(体を休めて潤す力)が旺盛になるため、活動を少し抑えて、
エネルギーを中に貯めておく期間ととらえます。
この時期は「腎(じん)」の働きが活発になる季節でもあり、
腎や、腎と関わりの深い器官のトラブルも出やすくなります。
■ 冬と深く関わる「腎」のはたらき
中医学でいう「腎」は、単に腎臓だけを指すのではなく、
生命エネルギーの源を蓄える臓のことをいいます。
成長・発育・生殖・老化など、人生の大きな流れに深く関わる大切な臓で
体の「基礎体力」を支えているイメージです。
年齢を重ねることに加え、過労やストレス、不摂生などが続くと、
生命エネルギーのもととなる「腎精(じんせい)」が消耗していきます。
そのため、冬に腎をしっかり養うことは、養生の基本といえるのです。
■ 「腎陰」と「腎陽」のバランスが健康長寿のカギ
腎には大きく分けて、2つのエネルギーがあります。
・腎陰(じんいん):体を潤し、体温を調節する「潤い」のエネルギー
・腎陽(じんよう):体を温め、動かし促す「熱・原動力」のエネルギー
この2つがバランスよく、十分に働いていることが、健康長寿の土台になります。
腎陰が不足すると、
・のぼせ、ほてり
・肌や粘膜の乾燥
・口の渇き
といった、「乾き」や「熱っぽさ」として現れやすくなります。
一方、腎陽が不足すると、
・手足や下半身の冷え
・むくみ
・疲労感
・腰や膝のだるさ・痛み
といった、「冷え」や「重だるさ」として出てきます。
このような背景から、
冬は腎の機能を補う「補腎(ほじん)」を意識した養生が
基本ルールになります。
■ 冬の食養生のポイント
腎を守るための食事の基本は、
・温かい調理法(鍋物、煮込み料理、スープなど)を選ぶこと
・体を温める性質(温性・熱性)の食材を中心に使うこと
・同時に体を潤す食材(腎陰を補うもの)も取り入れること
です。
必要に応じて、シナモンや乾燥生姜など熱性のスパイスを
少量加えるのもおすすめです。
■ おすすめの薬膳食材
毎日の食卓に取り入れやすい、冬におすすめの食材をご紹介します。
◆ 腎を温めたり、腎気を補う食材
ニラ、長芋、キャベツ、くるみ、栗、
乾燥生姜(蒸して乾燥させたもの)、シナモン、
海老、羊肉、豚肉、カツオ、タラ、ウナギ、ナマコ
◆ 腎陰(潤い)を補う食材
黒豆、黒ゴマ、きくらげ、クコの実、
豚肉、鶏卵、うずらの卵、
カキ、ホタテ、ムール貝、アワビ、イカ
■ 「黒い食材」と「温め食材」を意識して
中医学では、色の黒い食材は腎を補うと考えます。
黒豆・黒ゴマ・きくらげなどは、腎の養生に心強い味方です。
また、温性・熱性の食材は体を内側から温めるので
冬の冷え対策にもぴったりです。
【温性・熱性の代表的な食材】
生姜、ネギ、玉ねぎ、にんにく、唐辛子、黒砂糖、
鶏肉、牛肉、サケ、イワシ、アジ
特別なことをしなくても、
・温かい料理を選ぶ
・黒い食材を一品プラスする
・体を温める野菜やお肉・お魚を意識して使う
といった、ちょっとした工夫の積み重ねが、冬の腎の養生につながっていきます。
今年の冬は、「腎をいたわる」ことを意識して、
体の内側からあたたかく、元気に過ごしていきましょう。
中医学では、冬はエネルギーを内側に蓄える季節と考えます。
自然界も人の体も、陽気(体を温めて動かす力)は地下に潜り、
陰気(体を休めて潤す力)が旺盛になるため、活動を少し抑えて、
エネルギーを中に貯めておく期間ととらえます。
この時期は「腎(じん)」の働きが活発になる季節でもあり、
腎や、腎と関わりの深い器官のトラブルも出やすくなります。
■ 冬と深く関わる「腎」のはたらき
中医学でいう「腎」は、単に腎臓だけを指すのではなく、
生命エネルギーの源を蓄える臓のことをいいます。
成長・発育・生殖・老化など、人生の大きな流れに深く関わる大切な臓で
体の「基礎体力」を支えているイメージです。
年齢を重ねることに加え、過労やストレス、不摂生などが続くと、
生命エネルギーのもととなる「腎精(じんせい)」が消耗していきます。
そのため、冬に腎をしっかり養うことは、養生の基本といえるのです。
■ 「腎陰」と「腎陽」のバランスが健康長寿のカギ
腎には大きく分けて、2つのエネルギーがあります。
・腎陰(じんいん):体を潤し、体温を調節する「潤い」のエネルギー
・腎陽(じんよう):体を温め、動かし促す「熱・原動力」のエネルギー
この2つがバランスよく、十分に働いていることが、健康長寿の土台になります。
腎陰が不足すると、
・のぼせ、ほてり
・肌や粘膜の乾燥
・口の渇き
といった、「乾き」や「熱っぽさ」として現れやすくなります。
一方、腎陽が不足すると、
・手足や下半身の冷え
・むくみ
・疲労感
・腰や膝のだるさ・痛み
といった、「冷え」や「重だるさ」として出てきます。
このような背景から、
冬は腎の機能を補う「補腎(ほじん)」を意識した養生が
基本ルールになります。
■ 冬の食養生のポイント
腎を守るための食事の基本は、
・温かい調理法(鍋物、煮込み料理、スープなど)を選ぶこと
・体を温める性質(温性・熱性)の食材を中心に使うこと
・同時に体を潤す食材(腎陰を補うもの)も取り入れること
です。
必要に応じて、シナモンや乾燥生姜など熱性のスパイスを
少量加えるのもおすすめです。
■ おすすめの薬膳食材
毎日の食卓に取り入れやすい、冬におすすめの食材をご紹介します。
◆ 腎を温めたり、腎気を補う食材
ニラ、長芋、キャベツ、くるみ、栗、
乾燥生姜(蒸して乾燥させたもの)、シナモン、
海老、羊肉、豚肉、カツオ、タラ、ウナギ、ナマコ
◆ 腎陰(潤い)を補う食材
黒豆、黒ゴマ、きくらげ、クコの実、
豚肉、鶏卵、うずらの卵、
カキ、ホタテ、ムール貝、アワビ、イカ
■ 「黒い食材」と「温め食材」を意識して
中医学では、色の黒い食材は腎を補うと考えます。
黒豆・黒ゴマ・きくらげなどは、腎の養生に心強い味方です。
また、温性・熱性の食材は体を内側から温めるので
冬の冷え対策にもぴったりです。
【温性・熱性の代表的な食材】
生姜、ネギ、玉ねぎ、にんにく、唐辛子、黒砂糖、
鶏肉、牛肉、サケ、イワシ、アジ
特別なことをしなくても、
・温かい料理を選ぶ
・黒い食材を一品プラスする
・体を温める野菜やお肉・お魚を意識して使う
といった、ちょっとした工夫の積み重ねが、冬の腎の養生につながっていきます。
今年の冬は、「腎をいたわる」ことを意識して、
体の内側からあたたかく、元気に過ごしていきましょう。
そして、度々紹介している『味わいだし』
去年もおせち作りにもおすすめという内容で
ご紹介しました。
『味わいだし』でおせち作り!完全無添加粉末だし

材料は全て国産で
カタクチイワシ、カツオ、
昆布、原木椎茸、無臭ニンニクを
丸ごと使用。
独自の製法でペプチド化
していているので、栄養素を
余すことなく摂ることが出来ます。
スープや煮物、鍋などを作る時にも
大変便利!
また、体を温める食材をベースに
使用しているのもポイントです。
当店でも取り扱ってます。
お試しパックもございます。
【味わいだし】
・10g×5袋:500円
・500g:3,240円
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